島原の乱以降伝わったとされる素麺製造。約350年の間豊かな自然中で脈々と受け継がれてきた伝統技術で日本の食卓に笑顔を届けたいと思いで素麺作りに励んでいます。

素麺は小麦粉、塩で出来ており単純な原料が故に気温、湿度などの条件によって出来栄えが変わります。毎日その日の状況に合わせながら塩加減や熟成時間を調整するため一時も気を緩めることができません。30年以上のベテラン麺師が「素麺は生き物」というほど難しい麺作り。試行錯誤を繰り返し、麺と真剣に向き合いながら20以上の工程を最高のタイミングで進めていくには長年培った経験と勘が必要です。

平成26年11月に新工場が完成しました。手延べ素麺工場としてこれまであった昔ながらの常識を越えた基準で品質管理を行い、お客様に良質な麺をお届けすることに努めています。

製造から加工までを一貫した流れで行うことより行き届く管理を確立することができました。工場は気軽に工場見学の出来る見学通路も設置し、普段なかなか見ることがない伝統技術を体感する機会を提供しております。製造メーカーとしてさらに新しい商品を提供するために日々研究を繰り返して取り組んでいます。

私たちはこれからも日本の食文化に挑戦し続けます。